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発足の主旨および事業方針

はじめに

日本襖振興会は発足以来これまでの10年間、襖を正しく知っていただくための広報活動と、伝統技術を継承し襖文化を正しく伝えるための情報発信に徹してきました。

しかし襖業界は【1】和室の減少【2】他商品へのニーズの変化【3】在来襖への異業種からの参入など、いわば襖業界3重苦に苛まれております。これまでの10年間の広報活動を振り返って、こういった情報発信はそれなりの意味があったとは言え、業界の活性化という点においては必ずしも十分でないことを皆さまもお感じになっておられるところかと存じます。

こういった厳しい状況下において、会員皆さまが日本襖振興会に何を期待されるのか、また振興会の役割は何なのか、そして何が出来るのかということについて議論を重ねた結果、広報活動の意味を広義にとらえ、これまでのような情報発信に終始するだけではなく、各会員のビジネスにつながること、日常業務をよりスムーズに行うための諸問題に関する的確な情報を発信することが重要ではないかという結論に至りました。

広報活動というものは、業界という小さな器の中だけで自己満足しているものではなく、需要を促進しうるキーパーソンに確実に届かなければ効果は期待できません。

少しでも襖業界が活性化することを願い、公平を旨として、公的な使命と責任を持ちながら、当分の間HPの内容の充実と維持管理に特化した広報活動を行いたいと思います。皆さま方のご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。

発足11年目の広報活動マニュフェスト

【1】積極的なHPの活用 ― 新しい需要掘起しの試み ―
振興会HPにアクセスしてくるユーザーは、いわば会社に訪問してくれるお客様です。
振興会として常に公平と信頼を前提にしながら、このチャンスを各会員が積極的に活用できるビジネス支援サイトにしたいと思います。また振興会HPへのアクセス回数を増やすために、ティッシュ配布やチラシ配布など、あらゆる機会への参加を実行します。

【2】現場でおこる諸問題の解決情報提供
品質基準・施工基準・価格問題・シミ問題など、安心して納められる体制作り

【3】後継者教育のためのカリキュラム
襖テキストの完成。新入社員教育、設計、コーディネイター向けセミナー開催

【4】画像データの収集
襖部材、襖製品、製作工程、製作技術、施工例写真などの収集と管理。

【5】会員からの要望に応じてデータ情報の提供
チラシ製作、HP製作、商品説明資料の製作、サンプルなどに活用

【6】和室を増やすための提言。新しい和室のあり方などの研究

これらはできるだけ多くの企業が参加して頂くことで内容の充実が計れるものです。襖文化がさらに進化し、襖業界がより魅力的ですばらしいものに育てるために、ひとつひとつ問題を解決してまいりたいと思います。会員各位にはぜひご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

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主旨

本会は以下の事業方針に添い、日本の生活環境に定着した“和”と“ふすま文化”を、将来にわたり正しく継承することを目的として、関連する各団体や企業の理解と協力を得ながら襖業界全体の発展のために活動を行う。

  1. 広報活動
    (1)コンセプト (2)広報活動の対象 (3)広報活動の開始準備 (4)広報活動の準備
    (5)広報活動の課題  (6)広報活動の構成  (7)広報活動の内容  (8)広報活動の手段
    (9)広報活動の評価  (10)表彰制度 (11)広報活動の管理運営  (12)広報の活動資金
  2. 襖の需要動向管理
    (1)部材出庫数の把握  (2)将来の予測  (3)異業種参入の動向把握
  3. 製品・部材に関する品質・流通・価格等 問題検討
  4. 和襖施工店との連携
  5. 本襖研究会

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事 業 方 針

【1】広報活動

1. コンセプト
  • 襖を通じて日本の生活文化向上に貢献するという立場で将来の展望を開く。
  • 襖に対する正しい知識と豊富なアイテムを継続的に広く紹介する活動を通じ、ユ−ザ−及び関連企業・団体の襖に対する価値意識と満足度を高める。
  • 襖をインテリア素材としての地位を確立し、ユ−ザ−にとって身近なものにする。
2. 広報活動の対象
ゼネコン・工務店・不動産管理会社・ハウスメ−カ−・リフォ−ム店・設計士協会・コ−デイネイタ−・公共機関・消費者団体・建具店・一般ユ−ザ−・ホテル・マンションのオ−ナ−等。
3. 広報活動の開始準備
現状の把握と分析各方面の襖に関する構造・種類・流通・価格・襖のイメ−ジ等の認識調査問題提議と対策の検討。
4. 広報活動の準備 〜PR内容の統一性のために〜
  • 『和』の推進 『襖の良さ』PR資料作成
  • 下地の違いによる襖の明確な分類と各資料
  • 和襖PR用パンフ作成
  • 和襖の標準仕様ミニサンプル作成
  • PR先対象リスト作成
  • 予想される襖に対する要望対応マニュアル作成
5. 広報活動の課題 〜明解なPR活動のために〜
  • 襖の標準規格
  • 襖の標準仕様
  • 襖の新調・張替標準価格
  • 襖の標準建込み費用
  • 襖の部材呼称の統一
  • 襖・障子の張替年次目安統一基準とPR方法
  • 襖のBL基準とBL認定工場の可能性製品へ施工店名シ−ル添付推進・張替需要確保の布石
  • 製品価格を明示した襖紙サンプル帳発行の可能性
  • PR活動をよりスム−ズに行うための業界内部の問題・情報整理。
6. 広報活動の構成
  • 過去物件の張替・取換え促進活動
  • 現在から将来にかけての新築着工予定物件への実質PR
  • 近未来に向けての『和』または『襖』そのものの概念的PR
7. 広報活動の内容
  • 襖の一般知識・構造・部材(紙・縁・金物)・価格等の情報提供
  • 表具店・材料店に関する情報提供
  • 和室の良さ提唱
  • よりグレ−ドの高い商品の紹介
  • 『襖の日』設定と全国統一キャンペ−ン
  • 張替需要促進運動・公共住宅・一般住宅
  • 襖張替キャンペ−ンの定期実行・全国一斉年2回程度
  • 襖に関する相談窓口開設
  • 和襖のイメ−ジアップ
8. 広報活動の手段
  • 各方面・各分野への専門広報活動委員会を組織し積極的なアプロ−チを実行する。
  • 一般向けPRパンフ配布
  • 新聞・雑誌・テレビ広告・インタ−ネット開設
  • 新聞・雑誌・テレビ記事番組取材対応
  • 設計士勉強会への参加・展示会出展
  • 一般講習会での講演支援 『襖』・『和室』
  • 和の文化を主張する他業種との連携
9. 広報活動の評価
  • ユ−ザ−・工務店・施工店へのアンケ−ト調査
  • 襖紙出荷数
  • 襖紙の分類別出荷比率
  • 下地出荷数
  • 下地の分類別出荷比率
  • 和室の提唱 ⇒ 和室数/1戸
  • 襖の新調需要拡大 ⇒ 襖数/1戸
  • 張替需要を開拓促進 ⇒ 張替サイクル
10. 表彰制度
広報活動の主旨を理解し、襖の発展に寄与のあった団体・個人に対する感謝状。
対象は、設計事務所・ゼネコン・工務店・ハウスメ−カ−等
11. 広報活動の管理運営
  • 出来れば襖工業会の創設
  • 会員構成は、襖関連を主力にしている襖施工店・材料店・下地製造・縁製造等 部材メ−カ−・紙発売元・製紙・織元・金物・各下受業者・マスコミ等を結集し、各々に有効な広報ル−トを模索する。
  • 組織の名称を前面に出し、組織活動の存在価値と公的責任度を高める。
  • 各地域に分化会を組織し役割分担。各テ−マを研究調査報告・PR活動成果報告
12. 広報の活動資金
  • 有志会員の出資による基金
  • 会員制による会費調達。
  • 公的援助資金の受入れ
  • 部材製造段階での積立金

【2】襖の需要動向管理

1. 需要動向の把握
  • 調査方法の確立
  • 新調・張替出荷動向の調査
  • 下地の出荷動向の調査
  • 襖紙の出荷動向の調査
  • 障子紙出荷動向の調査
  • 襖縁の出荷動向の調査
  • 新築住宅の和室数/1戸
  • 新築住宅の襖数/1戸
  • 襖・障子の張替サイクル調査
  • 各業者数調査
  • 将来の予測
2. 異業種参入の動向把握
 

【3】製品・部材に関する品質・流通・価格等 問題検討

商品群の整理・呼称・規格等の統一化の提案・解決の窓口、その他 改善されるべき事についての提案・解決の一本化を図る。

【4】和襖施工店との連携

和襖施工店の営業基盤をより健全にすることは、和襖以外の襖施工店にとっても大局的には非常に重要なことと考えられます。より明解なPR活動を行うためには、全国規模のレベルアップを計る必要があると思います。

【5】本襖研究会

チップボ−ル下地等の襖と、従来からの組子を下地とする本襖を区分し、本襖の部材や製品製造の特殊技術の伝承・改革の研究。

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